ヨハネの福音書‐福音主義的真実
ヨハネの福音書は他の三福音書とは違っています。マタイ、マルコ、ルカ、の福音の約30年後に書かれ、ヨハネの目的は劇的に福音主義的です。ヨハネの言葉と響きの強調がこの本の焦点です。例えば、彼の言っている“信じる”“いのち”“愛”“真理”“永遠”そして“恵み”の言葉が、他の三福音書に比べると数多く用いられています。
ヨハネの福音書‐素晴らしい福音書
ヨハネの福音書はこの地上の全ての人々に送る素晴らしいイエス・キリストの真実の啓示です。福音書自体に示してもらいましょう。。。
初めに、ことばがあった、ことばは神とともにあった。ことばは神であった(ヨハネ1:1)。ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。(ヨハネ1:14)。私はそれを見たのです。それで、この方が神の子であると証言しているのです(ヨハネ1:34)。
神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。神が御子を世に遣わされたのは、世を裁くためではなく、御子によって世が救われるためである。(ヨハネ3:16−17)。
まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしのことばを聞いて、わたしを遣わした方を信じる者は、永遠のいのちを持ち、裁きにあうことがなく、死からいのちに移っているのです(ヨハネ5:24)。
イエスは言われた、わたしがいのちのパンです。わたしに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者はどんなときにも、決して渇くことがありません(ヨハネ6:35)。まことに、まことに、あなたがたに告げます。信じる者は永遠のいのちを持ちます(ヨハネ6:47)。
イエスはまた彼らに語って言われた。わたしは世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです(ヨハネ8:12)。そして、あなた方は真理を知り、真理はあなたがたを自由にします(ヨハネ8:32)。
わたしは良い牧者です。良い牧者は羊のためにいのちを捨てます(ヨハネ10:11)。わたしの羊はわたしの声を聞き分けます。またわたしは彼らを知っています。そして彼らはわたしについてきます。わたしは彼らに永遠のいのちを与えます。彼らは決して滅びることがなく、また、だれもわたしの手から彼らを奪い去るようなことはありません。わたしに彼らをお与えになった父は、すべてに勝って偉大です。だれもわたしの父の手から彼らを奪い去ることはできません。わたしと父は一つです(ヨハネ10:27−30)。
ヨハネの福音書‐素晴らしい良き便り
ヨハネの福音書はイエス・キリストの素晴らしい良き便りの声明です、“しかし、これらのことが書かれたのは、イエスが神の子キリストであることを、あなたがたが信じるため、また、あなた方が信じて、イエスの御名によっていのちを得るためである”(ヨハネ20:31)。
キリストの直接の言葉から、私たちはかれの簡潔なメッセージを理解することができます。かれは、私たちひとりひとりに永遠の希望をどこで休養するか、自分自身の心に聞いてみるようにと、語りかけています。
わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません(ヨハネ14:6)。わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。また、生きていてわたしを信じる者は、決して死ぬことがありません。このことを信じますか?(ヨハネ11:25−26)。
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